ハーレム ブラッド
「吸血鬼なら簡単には死なねぇ。


どんなプレイもやり放題だ。


俺たちが終わったら売れば金になるからな!!」


「ぐっ…

ふざけんな!!」

マリアが叫ぶ。

「やめて…ください…」

沙羅も必死に抵抗する。


「ははは!!

恨むんならお前らの彼氏でも恨め!


俺たちの反感を買わなきゃ…手荒なことはしなかったのになぁ?


さぁ…ヤれ!

そいつらを天国にでも連れていってやれ。」




「ひゃははは!

この薬を試してやるよ。


気持ちよくなれるぜ?」


「やめなさい!」

桂木が言う。


「ほら…これさえ飲めば…何をされても快感だぜ?


無理矢理にでも飲ませてやろうか?


ははは!!


痛みも気持ちよくなる。


例えば手足を斬られてもな!!」

男が薬を包装から取り出した時だった。


「お前は…気持ちよくなってるか?」

響く声。

「は?」


ぼとっ…


薬を持った男の手が地面に落ちた。


「は?


ぎゃぁぁぁぁぁ!」


シュゥゥゥ…


男の手はすぐに再生した。



「「ぎゃぁぁぁぁぁ!」」


神社の境内に男たちの叫び声が響く。
< 252 / 500 >

この作品をシェア

pagetop