ハーレム ブラッド
「…。

ここは?」

幸大が目を開けた。



「うぉっ!?」

「何ですか?

騒がしいですね。」


咲子が言う。

「いや、目を開けたらほぼ零距離に顔があったら驚くだろう!?」


「まぁ、すでに血もいただきましたしキスもしたので。」

咲子がベッドから降りた。


「お前たちも揃ってたのか…」

幸大が姫野たちを見る。


「ったく…

そんな大怪我してよく笑っていられるわね…」

姫野が右腕を見る。

「そう言えば、痛くないな。」


幸大が言う。

「麻酔が効いてますよ。

全身麻酔なのでしばらく動けません。」

咲子が言う。


「確かに感覚がないな。」

「ふぅん…」

クーニャが服の下に手を入れる。


「どこ触ってんだよ!!」

幸大が言う。

「幸大君…私が飛んでるときに抱きついて胸も触ったよね?


だからおあいこ。」


「あれは不可抗力だ!!」

「幸大君って以外に胸板が厚いんだ。」

クーニャが言う。


「わ、私も触っていいかな…」

優衣が言う。

「遠慮しないでどんどん触って良いよぉ〜。」

クーニャが言う。


「何でお前が言うんだよ!!」

幸大が言う。
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