ハーレム ブラッド
「生き物は争わずに居られないのだろうか…」

幸大が言う。

「まぁ、お祭りだし…」

優衣が苦笑いをする。

「と…止めなくて良いんですか?」

沙羅が言う。


「まぁ…止めても無駄だと思いますよ?

今回は姫野さんも参戦してますから。」

咲子が言う。


「私に寄越しなさいよ…」

姫野が言う。

「やーだーよ!」

クーニャが言う。

「私に食わせろ!!」

マリアが言う。




数分前


「次はアレが食べたい!!」

マリアが言う。

「いや、俺の財布を空にする気か?」

幸大が言う。

「じゃあこれは?

面白そうだよ〜?」

クーニャが指差したのは…


『ロシアンたこ焼き

8個中1個は辛子がたっぷり入っています。』


「しゃーねぇな。」


幸大がそれを買う。


中庭に設置されていたベンチに座り一斉にたこ焼きを食べた。


「セーフだ。」

幸大が言う。


「私も〜」

クーニャが言う。

「私もです。」


咲子が言う。

「私も。」

優衣が言う。

「私も平気でした。」

沙羅が言う。

「うん、私のもうまいぞ!!」

マリアが言う。



「〜〜〜!」

口を抑え顔を真っ赤にする姫野。
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