ハーレム ブラッド
「どちらにしろお前は…」
「私は沙羅のことを考えている…」
「ああ。
沙羅のことを思っているから好きだとか嫌いだとか言うんだ。
お前が沙羅をどう思おうと勝手だ。
お前の意思に反対する権利は誰にもない。
沙羅が大切なら思い続けろ。
お前のしたいようにしろ。」
「…私は沙羅が好きだから…
好きだからこそ…
私の好きな沙羅があんなふうに他の奴といるなんてあり得ない…
うまく言えないけど…私の好きな沙羅はそんなことする奴じゃなくて…」
「そうか。
沙羅がどうするか…それは俺たちが意見したらダメなんだ。
沙羅が何をしようと…何を思おうと沙羅の勝手だからな。」
「…。
ああ。」
「それから…まだ聞きたいことがある。」
マリアが言う。
「何だ?」
「私は幸大といたいのか?
それとも皆といたいのか?」
「それはお前のことだから何も言えない。」
「私は幸大とも皆ともいたい!!」
「なら…それで良いだろ?」
「でも…」
「選べないなら選ばずに両方とも取れ。」
「そんなことできるわけないだろ…バカか?」
マリアが言う。
「ああ…バカだ。
だから、俺は選ばなかったし…だから得たものがある。」
「え?」
「俺は姫野もクーニャも咲子も優衣も沙羅も…そして、マリア。
皆が大好きだから選ばなかった。
だから、俺はお前とこうして踊っているし…あいつらもすぐそこにいる。」
「私は沙羅のことを考えている…」
「ああ。
沙羅のことを思っているから好きだとか嫌いだとか言うんだ。
お前が沙羅をどう思おうと勝手だ。
お前の意思に反対する権利は誰にもない。
沙羅が大切なら思い続けろ。
お前のしたいようにしろ。」
「…私は沙羅が好きだから…
好きだからこそ…
私の好きな沙羅があんなふうに他の奴といるなんてあり得ない…
うまく言えないけど…私の好きな沙羅はそんなことする奴じゃなくて…」
「そうか。
沙羅がどうするか…それは俺たちが意見したらダメなんだ。
沙羅が何をしようと…何を思おうと沙羅の勝手だからな。」
「…。
ああ。」
「それから…まだ聞きたいことがある。」
マリアが言う。
「何だ?」
「私は幸大といたいのか?
それとも皆といたいのか?」
「それはお前のことだから何も言えない。」
「私は幸大とも皆ともいたい!!」
「なら…それで良いだろ?」
「でも…」
「選べないなら選ばずに両方とも取れ。」
「そんなことできるわけないだろ…バカか?」
マリアが言う。
「ああ…バカだ。
だから、俺は選ばなかったし…だから得たものがある。」
「え?」
「俺は姫野もクーニャも咲子も優衣も沙羅も…そして、マリア。
皆が大好きだから選ばなかった。
だから、俺はお前とこうして踊っているし…あいつらもすぐそこにいる。」