ハーレム ブラッド
「ふぅ…

ん?

お前もダウンか…

皆、戦い方が激しいな…

我が息子も成長してる。」


ズァーッ!

気絶した吸血鬼に鉄血の拘束具をつけて動けなくする。


「隙あり!!」

吸血鬼が幸大父に襲いかかる。

「息子と違って若くはないんでな…」


ズァーッ!

ガシャンッ!

ギロチンが上から落下した。


「残酷なのは控えたいが仕方ないな。」

幸大父が言う。

「奴は人間だ一斉に行け!」

幸大父に数人の吸血鬼が襲いかかる。

『人間に寄ってたかって攻撃とは吸血鬼の落ちぶれた姿と同じくらい醜いぞ?』


ザシュンッ!

吸血鬼たちがバラバラに切り裂かれた。

『余がそなたを援護しよう。』

ヴァンが言う。

「息子が世話になったみたいで…済まないな。」

『こちらのセリフだ。

幸大のお陰で私は生きるということに自由という希望を見つけた。』





「幸大!!

血が足りないわ!!」

姫野が言う。

「ったく…吸血鬼から血を吸っても平気なのか?」

幸大が言う。

「普通の吸血鬼から血を吸ったら相手は血が足りなくなるから皆が吸わないの。

幸大は平気でしょ?」


「多分な。」

かぷっ…

ちうちう…


「幸大君…ズルい…」

優衣が言う。

「優衣、あとでたくさんあげますよ。


優衣と沙羅は皆が俺の血を吸ってる間…守っててください。」

幸大が言う。

「は、はい!!」

沙羅が言う。

「うん!!」

優衣が言う。
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