ハーレム ブラッド
『それに…そなたらの無事さえ保証されるならば…幸大は火の中にさえ飛び込むような奴ではないのか?』
「そうかも…」
優衣が言う。
「とにかく!
幸大君がどこに連れ去られたか調べなければ…」
『その必要はない。
余と幸大はある程度の繋がりがある。
居場所はわかる。』
ヴァンが言う。
「なら…行くわよ!!」
姫野が言う。
その頃
某高級ホテル
最上階、スイートルーム
「幸大様、居心地はどうですか?」
男が言う。
「悪くない。
飯も上手いし…女性も美人ばかりだ。」
幸大はソファーに座り、両隣に美しい女性を侍らす。
「ご所望ならば人間の女性も御用意しますが?」
男が言う。
「こんなに美しい女性がいるんだ。
その必要はないさ。」
幸大が言う。
「王様にそう言われるなんて、光栄ですわ。」
女性が言う。
「で?
俺を誘拐した理由を聞かせてもらおうか?」
幸大が言う。
「…。
そうですね。
本当はもう少しくつろいでいただき、我々に好意を持ってから…と思いましたが。」
男が言う。
「いや…もう十分に好意を持ってるって!
むしろ、こんなに良い待遇で好意を抱かねぇ奴はいない。」
幸大が言う。
「そうかも…」
優衣が言う。
「とにかく!
幸大君がどこに連れ去られたか調べなければ…」
『その必要はない。
余と幸大はある程度の繋がりがある。
居場所はわかる。』
ヴァンが言う。
「なら…行くわよ!!」
姫野が言う。
その頃
某高級ホテル
最上階、スイートルーム
「幸大様、居心地はどうですか?」
男が言う。
「悪くない。
飯も上手いし…女性も美人ばかりだ。」
幸大はソファーに座り、両隣に美しい女性を侍らす。
「ご所望ならば人間の女性も御用意しますが?」
男が言う。
「こんなに美しい女性がいるんだ。
その必要はないさ。」
幸大が言う。
「王様にそう言われるなんて、光栄ですわ。」
女性が言う。
「で?
俺を誘拐した理由を聞かせてもらおうか?」
幸大が言う。
「…。
そうですね。
本当はもう少しくつろいでいただき、我々に好意を持ってから…と思いましたが。」
男が言う。
「いや…もう十分に好意を持ってるって!
むしろ、こんなに良い待遇で好意を抱かねぇ奴はいない。」
幸大が言う。