ハーレム ブラッド
「まったく…他の女に囲まれてだらしない顔をしていたくせに。」

姫野が言う。

「俺は王様よりも姫野の尻に敷かれてる方が似合ってるな。」

幸大が言う。

「私はぁ…

幸大君のお尻に敷かれたいなぁ…物理的というか…プレイ的に?」

クーニャが言う。

「まぁ…人間を支配するよりもクーニャを支配する方が遥かに楽しい。」

幸大が苦笑いをする。

「取り合えず…帰りに家具でも買いませんか?

やはり、テレビは小さくても欲しいです。」

咲子が言う。

「そうだな…

俺にはこんなスイートルームとか王様の住む城よりも、咲子が出迎えてくれるアパート…というかマンションが良いな。」

幸大が言う。

「幸大君はやっぱりあの人たちみたいに色気があった方が好きなの?」

優衣が言う。

「俺は色気が好きなんじゃなくて、優衣が好きだ。

王様になって甘やかされるよりも優衣を甘やかす方が癒されるし。」

幸大が言う。

「それよりも…口紅を拭いてください。」

沙羅が幸大の顔や腕の口紅を拭く。


「王様になって気を遣われるよりも沙羅に優しくされる方が和む。」

幸大が言う。

「まったく…こっちは心配したんだぞ!!

もっと反省しろ!!」

マリアが言う。

「王様になって敬語を使われるよりも、マリアの乱暴な言葉遣いを聞く方が面白い。」

幸大が言う。
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