剣と魔法と時々笑い。
 
「・・・お前、どこまで凄いんだ」



一人で満足していると、先生が苦笑い混じりに私の頭を小突く。



「自分でも、よくわかりません」



私も、苦笑いで答えた。




「はぁ・・・。じゃ、今日はここまで!もう、暗いからさっさと帰れよ!」



盛大なため息の後、先生は死んだようにグラウンドに寝転がっている人達に向けて叫んだ。



< 10 / 69 >

この作品をシェア

pagetop