シンクロニシティー
「コト、我慢しなくていい……声……。コトの声、聞かせて」


とろけるような甘い声で促され、堪えていたものが私の口から吐息に混じって溢れだした。


恥ずかしい。でももう止められない。止めたくない……。



散々私を翻弄させた後、シュウが下半身を私の両足の間に割り入らせた。そうして再び私の上に覆いかぶさって……。



「コト……いい?」


コクリ、小さく力なく頷けば、シュウ自身がスルリと滑らかに入って来た。



ゾワリ――

身体の中を何かが走り抜けたような感覚。それは一旦私の芯部に戻って、今度はじわじわと全身に広がった。


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