シンクロニシティー




何だか身体がふわふわしている感じ。




放心状態で、ただ、ぼんやり天井を眺めていた。




右隣には世界で一番愛しい人、シュウ。左肘を立て、その手の平の上に頭をのっけて。反対の右手は、肌掛布団の中で私のオッパイを包み込んでいる。


ゆっくり掻き混ぜるように撫でたり、親指で先っぽを刺激したり……。とにかくエロい。



すうっと、視線を天井から隣のオッパイ星人に落とした。彼は伏し目がちに私を見下ろして、普段はキリリとしている薄い唇は、優しい曲線を描いている。



ただ見詰めるだけで、心がジリジリと焦げ付くように熱い。


完璧なほどに美しい。まるで絵画みたい、正に芸術品。不朽ではないから尚更愛しい。



決して私のものにはならない人、なってはいけない人。


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