僕の君が
愛しさ
side健
こっちにちょこちょこと走ってくるゆいを見て
俺は少し嬉しくなった。
やっぱり愛しい…
でも俺にはどうしていいかわからなくて
うつむいて黙っているしかなかった。
……………
向かい合った2人の間に流れる沈黙は
3ヶ月の重さと大きさと同じように感じた。
…………くいっ
だらしなくよこに垂らしていたうでがくっと
突然重くなった。
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side健