僕の君が


あたしには彼氏がいた。


誰よりも優しく微笑んでくれた他校の彼氏。


私たちは愛し合っていた。


大好きで大好きで仕方なかった。

手を繋いで歩いてくれた

わたしにおもしろいことを教えてくれた。


私は彼にぞっこんだった。




< 4 / 37 >

この作品をシェア

pagetop