■ JE.Kill & HiDE ■ ～只の日記～

# 俺が捕まる事は多分ない
上も同じ、俺がわからないから話ようがない


# K君は年少行きか…
遺棄未遂で済めばいいけど、警察は驚いたはずだな
何でﾊﾞﾚんのか意味がわからん…

考えろよ……


# 海はいい…

月も見えるし
これは、ｾﾝﾁに言うと、俺はあの半分の影の中に居る感じだ

光の当たる方と、行ったり来たりしてる

いや、もう影になっている部分の方が多いな


# 星がすこぶる綺麗に見える
ﾌﾟﾗﾈﾀﾘｳﾑに居るようだな…
そう思うと可笑しくて嫌気がさす

ﾌﾟﾗﾈﾀﾘｳﾑこそが、本当の星空を見ているようだ…と感じさせる場所なのに


# 今見えている星の光は過去の物らしい
不思議だ…
こんな場所に居て、こんな景色を見ていても、常識や科学的な思考が優先してしまう

馬鹿な人間


# 寝転んで、視野を更に拡げるべくもっと上を向くと、視界に後ろの山が見えた

真っ黒な形で輪郭を作る山は、空の光が当たって、影として形を示す

空の方が明るい事に違和感を感じる
自分を縛る常識からは逃れられないみたいだと感じさせる

その癖、小さな頃に観察した星座を久しぶりに見つけても、名前すら覚えてないぞっ