世界でいちばん君が好き!!
でもそれは世間の皆様が彼女の魅力を知らないだけで。



外見だけで全てを判断して、大切な中身まで勝手に妄想して夢を持ってしまうから、で。



とにかく、「行くよ!」と、フンッと鼻を鳴らし、クルッと踵を返す彼女の姿にメロメロになっちゃう僕は、そんな誰もが手を焼き、振り返っては結局そっぽを向いてしまうような彼女のことがが、幼稚園の頃から大好きなのだ。

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