ゆら-YURA
ママ 日常
夕焼けに向かって歩く坂道の途中―、右手に力がこめられた。
「ママ。お花がいっぱい」
そう言うと右手がアジサイの方へ連れて行かれた。
「これはあじさいっていうんだよ。1つ1つ小さいお花があつまって大きな花になるんだよ。きれいだね。」
「ほほー。」
小さな右手は大好きなアニメの博士の真似をした。
「あじさいって仲良しなんだね」
続けて右手は溢れる笑顔を向けながら言った。
本当に幸せを感じる唯一の時間。
最悪な奴が残した最高の宝物。
家に着くと私の右手から小さな右手は離れ手を洗ったらすぐにおもちゃ箱に向っと行くのをとめてお風呂にはいった。
お風呂をでたあと一番に
つみ木で遊んでいるのを見ながらカレーをつくる。
いつの間にか小さな右手はつみ木からはなれていた。
「ママー。お手伝いする」
私はカレーのルーを渡して
折ったルーを鍋にいれてまぜてもらい、いいにおいがたちこめだした。
「いただきます」
2皿のカレーはすぐになくなった。
「ごちそうさまでした。おなかいっぱい。」
そう言うと椅子から離れてお気に入りのアニメを見た後すぐにねむたくなって小さな寝息をたてていた。
寝息を子守唄に私はいつのまにかイスの上で夢をみていた。
「ママ。お花がいっぱい」
そう言うと右手がアジサイの方へ連れて行かれた。
「これはあじさいっていうんだよ。1つ1つ小さいお花があつまって大きな花になるんだよ。きれいだね。」
「ほほー。」
小さな右手は大好きなアニメの博士の真似をした。
「あじさいって仲良しなんだね」
続けて右手は溢れる笑顔を向けながら言った。
本当に幸せを感じる唯一の時間。
最悪な奴が残した最高の宝物。
家に着くと私の右手から小さな右手は離れ手を洗ったらすぐにおもちゃ箱に向っと行くのをとめてお風呂にはいった。
お風呂をでたあと一番に
つみ木で遊んでいるのを見ながらカレーをつくる。
いつの間にか小さな右手はつみ木からはなれていた。
「ママー。お手伝いする」
私はカレーのルーを渡して
折ったルーを鍋にいれてまぜてもらい、いいにおいがたちこめだした。
「いただきます」
2皿のカレーはすぐになくなった。
「ごちそうさまでした。おなかいっぱい。」
そう言うと椅子から離れてお気に入りのアニメを見た後すぐにねむたくなって小さな寝息をたてていた。
寝息を子守唄に私はいつのまにかイスの上で夢をみていた。