Principe〜
しばらく無言で走っていた。。
急に口を開いたのは・・・
『トキ。どうゆう事や??』
拓海さんだった・・・・
『俺、今から暇なんで、こいつといようと思って。』
なんであんたの暇に付き合わないとあかんねん!!
もちろん言えず・・・
黙ってることしか出来ない。
『そうか。未成年やから、あんまり問題になる事すんなよ。』
ズキンって心が痛んだ。。。
未成年って言葉と問題って言葉が、ずっと耳から離れない・・・
『了解っす。』
泣きそうなのがばれないように、途中から寝たふりをした。
拓海さんが下りるときも、最後まで寝たふりをし続けた。。。
トキと二人っきりになってもずっと無言だった。
どこかに車が入っていくのが分かった。
駐車場に車を止めて・・・
トキが下りていった。。。