君と私の活動記録(仮)
月曜日
12月6日(月)
天気、晴れ
シュッシュッとシャーペンを滑らせる音がきこえる。
だがその音は周りの声に消されていた。
「ねぇ、ねぇ。
東野さん、また告白されたんだって!!」
「うそ!?
今月で何人目よ!?」
当番、潮目砂秀(シオメサホ)
2つある欄の内、左側にある方に名前を書いて一旦手を止める。
「東野さん、今回は?」
「ダメダメ、また断ったって。」
ゆっくりと顔をあげ、黒板の右下に書いてある週番の名前を見る。
片方は先程書いた名前。
もう片方の名前を右側の欄に書こうとした時だった。
「砂ー秀!
しかめっ面の砂ー秀!!」
「いつもの顔ですが何か?」
私の友人である、生相水亜(キソウミア)が話しかけてきた。
「感情がダダ漏れなのよ!
もう少し気持ちを隠しなさい!」
「…出てない。」
水亜によると、私はすぐ顔に出るらしい。
自分ではいつもの無表情かつ無愛想な顔だと思っているのに。
一応そうはなっているが微かに変化があるというのが水亜の意見だ。
「今日もうるさいからね。
そんな顔になるのもわからなくはないけれど…」
天気、晴れ
シュッシュッとシャーペンを滑らせる音がきこえる。
だがその音は周りの声に消されていた。
「ねぇ、ねぇ。
東野さん、また告白されたんだって!!」
「うそ!?
今月で何人目よ!?」
当番、潮目砂秀(シオメサホ)
2つある欄の内、左側にある方に名前を書いて一旦手を止める。
「東野さん、今回は?」
「ダメダメ、また断ったって。」
ゆっくりと顔をあげ、黒板の右下に書いてある週番の名前を見る。
片方は先程書いた名前。
もう片方の名前を右側の欄に書こうとした時だった。
「砂ー秀!
しかめっ面の砂ー秀!!」
「いつもの顔ですが何か?」
私の友人である、生相水亜(キソウミア)が話しかけてきた。
「感情がダダ漏れなのよ!
もう少し気持ちを隠しなさい!」
「…出てない。」
水亜によると、私はすぐ顔に出るらしい。
自分ではいつもの無表情かつ無愛想な顔だと思っているのに。
一応そうはなっているが微かに変化があるというのが水亜の意見だ。
「今日もうるさいからね。
そんな顔になるのもわからなくはないけれど…」
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