君と私の活動記録(仮)
「おい、週番は誰だ!?」


「はい、持って行きます。」



返答するとやっと先生が教室から出て行った。



「みんな教卓の上に課題出して!」



志木君の言葉に反応して机の中をあさったり、ロッカーの中に取りに行ったりし、みんな教卓の上に置いていく。



「はい、志木!」



…そんな中東野さんは直接本人に渡しているけど。



「まったくあからさまよね。

はい、砂秀。」


「水亜。」



水亜のを受け取る。



「水亜は東野さんのこと嫌い?」


「嫌い。」



即答されました。



「砂秀は嫌いじゃないの、あいつのこと?」



かなり嫌そうに見ている水亜。


その姿からどれだけ嫌っているかが伝わってきて…少し怖かったり。



「それは…ね。」



嫌いではない。


というか関わることがあまりないから何とも言えないのだ。


好きでもないことも確かだが。



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