君と私の活動記録(仮)
「水亜。」
視聴覚室に着くと、一番後ろの席を取っていた水亜を発見し隣に座る。
それと同時にチャイムがなった。
「遅かったわね。」
「うん、ちょっとね。」
基本、移動教室の時は水亜と一緒に行く。
だが時々、こういう風に水亜に先に行ってもらうことがある。
それは、私が先程のように人間観察…正確には表情観察を始めてしまうから。
「今日もやってたの?」
「…ごめん。」
「謝ることじゃないわよ。
仕方のないことでしょ。」
別にやりたくてやっている訳ではない。
気にしないようにすればするほど、みてしまうのだ。
それは、あの時のことをまだ引きずっている証拠。
抜け出したい…とも思うがそれは無理な話で。
みられている人にとってはまぁ迷惑なことだろう。
視聴覚室に着くと、一番後ろの席を取っていた水亜を発見し隣に座る。
それと同時にチャイムがなった。
「遅かったわね。」
「うん、ちょっとね。」
基本、移動教室の時は水亜と一緒に行く。
だが時々、こういう風に水亜に先に行ってもらうことがある。
それは、私が先程のように人間観察…正確には表情観察を始めてしまうから。
「今日もやってたの?」
「…ごめん。」
「謝ることじゃないわよ。
仕方のないことでしょ。」
別にやりたくてやっている訳ではない。
気にしないようにすればするほど、みてしまうのだ。
それは、あの時のことをまだ引きずっている証拠。
抜け出したい…とも思うがそれは無理な話で。
みられている人にとってはまぁ迷惑なことだろう。