君と私の活動記録(仮)
「うーん。」
「ちょっと、真面目にきいてる?」
水亜の言葉を流していると、ふと東野さんと志木君が話しているのが見えた。
眠くて頭が働かないままボーっとそれを目に入れたままにしていたら、クラスメイトの会話…というか陰口がきこえてきた。
「ねぇ潮目さんがあの二人のことじーっと見てるんだけど。
しかもすごく嫌そうな顔で。」
「うわー、ホントだ。
きっと羨ましいんだよ。
自分はああいう風に話すことができないからさ。」
どうでもいい、というように黙って聞いていたが水亜が我慢ならず大きな声で叫んだ。
「言いたいことがあるんならはっきり言ったらどう!?」
それにより生徒たちの視線が私達に集まる。
陰口を言っていた女生徒らはビビったようで、
「何でもないわよ!!」
と言うと教室から逃げるように去って行った。
他の人の好奇心全開な視線も水亜の睨みにより消え去った。
「少し落ち着きなよ、水亜。」
「砂秀は落ち着き過ぎ!!
あんなこと言われてムカつかないの!?
まったく、女子のひがみは!」
水亜が言うには、無口で無表情なのに顔は可愛いから裏で人気。
そんな私は妬まれる対象、らしい。
可愛い、本当にそうだったら、もっと近付くことができるのに。
「ちょっと、真面目にきいてる?」
水亜の言葉を流していると、ふと東野さんと志木君が話しているのが見えた。
眠くて頭が働かないままボーっとそれを目に入れたままにしていたら、クラスメイトの会話…というか陰口がきこえてきた。
「ねぇ潮目さんがあの二人のことじーっと見てるんだけど。
しかもすごく嫌そうな顔で。」
「うわー、ホントだ。
きっと羨ましいんだよ。
自分はああいう風に話すことができないからさ。」
どうでもいい、というように黙って聞いていたが水亜が我慢ならず大きな声で叫んだ。
「言いたいことがあるんならはっきり言ったらどう!?」
それにより生徒たちの視線が私達に集まる。
陰口を言っていた女生徒らはビビったようで、
「何でもないわよ!!」
と言うと教室から逃げるように去って行った。
他の人の好奇心全開な視線も水亜の睨みにより消え去った。
「少し落ち着きなよ、水亜。」
「砂秀は落ち着き過ぎ!!
あんなこと言われてムカつかないの!?
まったく、女子のひがみは!」
水亜が言うには、無口で無表情なのに顔は可愛いから裏で人気。
そんな私は妬まれる対象、らしい。
可愛い、本当にそうだったら、もっと近付くことができるのに。