心霊実体験談

階段を登り、男子一人が『油揚げをどこに置けばいいんだ?』と言うとA子チャンは『私も初めて来たから解らないけど…兎に角入ってみようか』と答えた

しかし…鳥居を潜り抜けた瞬間に私達は恐怖で身体が震えてしまった

鳥居を潜り抜けるまで風ひとつ無かったのに木々はしなり渦を巻くような強風に後ろから押され身体が動いてしまうほどだったのだ

言葉にするのは難しいが、その異様さは異空間に入り込んでしまった感覚である

皆は顔を合わせ『早く用事を済ませて神社から早く出た方がいい』と誰かが言葉にした

私達は強風の中 奥へと進んで行く事にした

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