お強い彼氏!!
匠は少し機嫌が悪いのか先にスタスタ歩いていく。
私は一生懸命匠についていく。
「歩くの早いぃ~」
「短足なのが悪い」
うっざ!!!
女の子にそれはないっしょ!!???
たった今世界中の女の子を敵に回したぞ、こいつ。
「はいはい……」
私の返事をシカトしたまま歩く匠の一歩後ろくらいを私はトコトコ歩いていた。
道路を歩いていると、
「ぎゃははは!!!お前女落とすの下手すぎ!!」
男の声がすると思い前を見ると50メートルくらい先に3人組の不良がいた。
こっちに向かってきてる。
「俺は好きじゃなくてもヤるんだよ」
なんの話だよ!
つか声でけーよ!!