お強い彼氏!!




とさえは言っていた。



ほんと面倒くさい。


私が何したんだよ。



朝のHRが終わって1時間目の準備をしているとやっぱり来た。



「池田さん!ちょっといい??」


「あぁ、はい」



厚岸先輩のところへ行こうとすると、さえに腕を掴まれた。



「さっきと雰囲気違うから気をつけてね」



さえの忠告を心にしまい、厚岸先輩のところへ向かった。




「なんですか?」



近くまで来ると先輩がニヤニヤしてるのに気がついた。



あーなんかムカムカする。




「私ね!彼氏できたの!!」



だから何?

まじ興味ないっす。


先輩の恋なんか。

しかもだいたい相手わかるし。
















< 62 / 105 >

この作品をシェア

pagetop