お強い彼氏!!
とさえは言っていた。
ほんと面倒くさい。
私が何したんだよ。
朝のHRが終わって1時間目の準備をしているとやっぱり来た。
「池田さん!ちょっといい??」
「あぁ、はい」
厚岸先輩のところへ行こうとすると、さえに腕を掴まれた。
「さっきと雰囲気違うから気をつけてね」
さえの忠告を心にしまい、厚岸先輩のところへ向かった。
「なんですか?」
近くまで来ると先輩がニヤニヤしてるのに気がついた。
あーなんかムカムカする。
「私ね!彼氏できたの!!」
だから何?
まじ興味ないっす。
先輩の恋なんか。
しかもだいたい相手わかるし。