お強い彼氏!!




俺は目が覚めた。



どうやら昼寝したらしい。



周りを見渡すと厚岸しかいない。


厚岸も昼寝している。


上半身を起こしてみても幸喜がいない。



「ぅあ………たくみ…起きたんだ」




隣の厚岸も目が覚めた。




「幸喜は?」



「私より幸喜が心配?」



厚岸がニヤニヤして言った。


たぶん俺のことをホモとでも言いたいのだろう。



くだらないから無視した



「ねぇ、キスして」



今する気分じゃねぇよ。



「池田さんじゃないとできないの??」















< 84 / 105 >

この作品をシェア

pagetop