お強い彼氏!!
俺は目が覚めた。
どうやら昼寝したらしい。
周りを見渡すと厚岸しかいない。
厚岸も昼寝している。
上半身を起こしてみても幸喜がいない。
「ぅあ………たくみ…起きたんだ」
隣の厚岸も目が覚めた。
「幸喜は?」
「私より幸喜が心配?」
厚岸がニヤニヤして言った。
たぶん俺のことをホモとでも言いたいのだろう。
くだらないから無視した
「ねぇ、キスして」
今する気分じゃねぇよ。
「池田さんじゃないとできないの??」