不器用な君と私
奏からの返信はすぐにきた。
【達也達のライブ行こう!】
達也は同じクラスで奏の彼氏だった。奏と達也は彩が羨ましくなるほど仲が良く、ライブがあるといつもこうして彩を誘ってくれる。
しかしここで問題が一つ・・・・達也の組んでいるバンドには竜也がいる。
(何か・・・気まずいんだよね・・・)
いつもなら二つ返事でついていく彩だったが、今回は返事を打つ手が鈍る。
行きたくないわけではないが・・・・ただ気まずい。
返事を返せずにいると、また携帯が鳴った。
あまり携帯を使わない彩の為、携帯が続けて鳴る事は珍しい。
誰だ?と思いメールを開き、思わず声をあげてしまう。
「あっ!!!忘れてた・・・・」
バイトがない日は即返す彩からの返事がない事をおかしいと思った佑介からだった。
とりあえずライブの事は後で返事をしようと思い、彩は佑介にメールを返す。
【ごめんなさい~!!!何もないですよ?ただ・・・寝てました(笑)】
嘘だったが返すことを忘れていたとも言えず、当たり障りのない内容を送っておく。
【達也達のライブ行こう!】
達也は同じクラスで奏の彼氏だった。奏と達也は彩が羨ましくなるほど仲が良く、ライブがあるといつもこうして彩を誘ってくれる。
しかしここで問題が一つ・・・・達也の組んでいるバンドには竜也がいる。
(何か・・・気まずいんだよね・・・)
いつもなら二つ返事でついていく彩だったが、今回は返事を打つ手が鈍る。
行きたくないわけではないが・・・・ただ気まずい。
返事を返せずにいると、また携帯が鳴った。
あまり携帯を使わない彩の為、携帯が続けて鳴る事は珍しい。
誰だ?と思いメールを開き、思わず声をあげてしまう。
「あっ!!!忘れてた・・・・」
バイトがない日は即返す彩からの返事がない事をおかしいと思った佑介からだった。
とりあえずライブの事は後で返事をしようと思い、彩は佑介にメールを返す。
【ごめんなさい~!!!何もないですよ?ただ・・・寝てました(笑)】
嘘だったが返すことを忘れていたとも言えず、当たり障りのない内容を送っておく。