不器用な君と私
その時・・・・竜也が出てくるのが佑介には見えた。
彩からは見えていない。
「あーちゃん・・・俺の事好き?」
抱きしめながら聞けば、彩は顔を赤くして頷く。
「じゃぁ・・・あーちゃんからキスしてよ」
子どもの様に頬を膨らませる佑介に、彩はこの顔が好きだなと思う。
周りをキョロキョロと見ると・・・・チュっとキスをした。
その場面を見た竜也の顔が変わるのが、佑介の場所から分かる。
(・・・・あーちゃんは・・・・やらないよ・・・)
竜也に見えるようニヤッと笑えば、竜也の目が佑介を睨む。
それを見ながら、佑介は彩と寄り添い帰って行った。
竜也にも佑介にも・・・・芽生え始めた嫉妬の心。
彩は今後悩まされることになる。
彩からは見えていない。
「あーちゃん・・・俺の事好き?」
抱きしめながら聞けば、彩は顔を赤くして頷く。
「じゃぁ・・・あーちゃんからキスしてよ」
子どもの様に頬を膨らませる佑介に、彩はこの顔が好きだなと思う。
周りをキョロキョロと見ると・・・・チュっとキスをした。
その場面を見た竜也の顔が変わるのが、佑介の場所から分かる。
(・・・・あーちゃんは・・・・やらないよ・・・)
竜也に見えるようニヤッと笑えば、竜也の目が佑介を睨む。
それを見ながら、佑介は彩と寄り添い帰って行った。
竜也にも佑介にも・・・・芽生え始めた嫉妬の心。
彩は今後悩まされることになる。