色をなくした世界
コピー終わらないなと手持ち無沙汰でウロウロコピー機の周りを回っていると、今度は雄大がやってきた。
「雪ちゃん子どもみたい」
笑いながら頭をコツンと叩く雄大に、雪乃は思いっきり頬を膨らませる。
「失礼な!私もう23歳だよ!」
その怒り方も子どもっぽいと思ったが、怒らせると青山や雪乃を可愛がっている上司が面倒くさいくらい絡んでくるので止めた。
「はいはい。雪ちゃんは大人だねー」
それでも少しだけからかうような言い方になるのは、雪乃の反応が可愛いからだ。
雄大の言葉に余計頬を膨らましたものの、雪乃は雄大に尋ねる。
「柏木さんもコピー機使うんですか?」
急ぎじゃなければ一緒にやっておきますよと言えば、雄大からまた頭を叩かれる。
「雪ちゃん子どもみたい」
笑いながら頭をコツンと叩く雄大に、雪乃は思いっきり頬を膨らませる。
「失礼な!私もう23歳だよ!」
その怒り方も子どもっぽいと思ったが、怒らせると青山や雪乃を可愛がっている上司が面倒くさいくらい絡んでくるので止めた。
「はいはい。雪ちゃんは大人だねー」
それでも少しだけからかうような言い方になるのは、雪乃の反応が可愛いからだ。
雄大の言葉に余計頬を膨らましたものの、雪乃は雄大に尋ねる。
「柏木さんもコピー機使うんですか?」
急ぎじゃなければ一緒にやっておきますよと言えば、雄大からまた頭を叩かれる。