色をなくした世界
雪乃が退院できたのは、結局年も明け三箇日も過ぎた1月4日の事だった。
「雄大君ごめんね・・・せっかくの休みに」
退院の日を知った雄大が、わざわざ車で雪乃を迎えに来てくれた。
少しの入院だったが、お見舞いの品をたくさんもらい荷物が大量に合った為だ。
「大丈夫だよ!!!正月って言っても俺暇だったし」
梓も来てくれたのだが、まだ微熱が残る雪乃に変わり退院の手続きをしに行ってくれていた。
「ふふふ・・・」
二人の優しさに、つい嬉しくなり雪乃は笑ってしまう。
「いきなり笑い出してどうした?・・・・怖いよ」
雄大は熱でまだおかしいのか?と真剣に頭を触り悩んでくる。
(・・・・私って変な人扱い?)
ムカッとするが、今日は機嫌がいいのでパンチはなしだ。
「違うよー!!!幸せだなって思ったの」
優しい人に囲まれて・・・本当に幸せ。
「雄大君・・・・ありがとう」
たくさんの気持ちを込めて言ったありがとう。雄大に届けば良いなと思う。
すると雄大にしては珍しく、顔を真っ赤にしている。
「雄大君ごめんね・・・せっかくの休みに」
退院の日を知った雄大が、わざわざ車で雪乃を迎えに来てくれた。
少しの入院だったが、お見舞いの品をたくさんもらい荷物が大量に合った為だ。
「大丈夫だよ!!!正月って言っても俺暇だったし」
梓も来てくれたのだが、まだ微熱が残る雪乃に変わり退院の手続きをしに行ってくれていた。
「ふふふ・・・」
二人の優しさに、つい嬉しくなり雪乃は笑ってしまう。
「いきなり笑い出してどうした?・・・・怖いよ」
雄大は熱でまだおかしいのか?と真剣に頭を触り悩んでくる。
(・・・・私って変な人扱い?)
ムカッとするが、今日は機嫌がいいのでパンチはなしだ。
「違うよー!!!幸せだなって思ったの」
優しい人に囲まれて・・・本当に幸せ。
「雄大君・・・・ありがとう」
たくさんの気持ちを込めて言ったありがとう。雄大に届けば良いなと思う。
すると雄大にしては珍しく、顔を真っ赤にしている。