色をなくした世界
合コンと熱
雄大と雪乃が気まずい空気の中帰ったあの日から、雄大と雪乃の間には少しだけ壁ができていた。
そんなある日。
「雪!今日って夜暇?」
雪乃が朝服を選んでいると、梓が部屋に入って来た。
「仕事終わってからなら暇だよ?」
服を鏡で見ながら返事をすれば、梓にワンピースを渡された。雪乃は職場が職場なだけに、動きやすい服装を心掛けていた為、梓に服を返すが。
「久しぶりに外でご飯食べよう。ちょっと良いところでさ」
そう言われると、最近家でご飯ばかりだった為心が動く。
「20時に予約したいんだけど・・・大丈夫そう?」
雪乃は今日の仕事を頭の中で確認する。恐らく20時前には終わるだろう。
「たぶん大丈夫だよ!!どこ集合にする?」
方向音痴の雪乃が一人で目的地までこれるはずがないと思った梓。
「私のが先に終わるから、雪の会社まで迎えに行くよ」
「ありがとう!!助かる~!!夕飯楽しみだね」
そう言ってワンピースを着る雪乃の姿に、梓は良心が痛む。
そう。雪乃は知らなかった。
今日連れていかれる場所が・・・合コンだという事に。
そんなある日。
「雪!今日って夜暇?」
雪乃が朝服を選んでいると、梓が部屋に入って来た。
「仕事終わってからなら暇だよ?」
服を鏡で見ながら返事をすれば、梓にワンピースを渡された。雪乃は職場が職場なだけに、動きやすい服装を心掛けていた為、梓に服を返すが。
「久しぶりに外でご飯食べよう。ちょっと良いところでさ」
そう言われると、最近家でご飯ばかりだった為心が動く。
「20時に予約したいんだけど・・・大丈夫そう?」
雪乃は今日の仕事を頭の中で確認する。恐らく20時前には終わるだろう。
「たぶん大丈夫だよ!!どこ集合にする?」
方向音痴の雪乃が一人で目的地までこれるはずがないと思った梓。
「私のが先に終わるから、雪の会社まで迎えに行くよ」
「ありがとう!!助かる~!!夕飯楽しみだね」
そう言ってワンピースを着る雪乃の姿に、梓は良心が痛む。
そう。雪乃は知らなかった。
今日連れていかれる場所が・・・合コンだという事に。