優しい顔をした悪魔くん。



「ハハなに落ち込んでんだよ。教師はちげぇからな…………なぁ、空キレイだな」


「落ち込んでなんか…」


あるよ…。


落ち込んでる。



だって自分の好きな人が告白されてんですよ?


普通に流せないよ…




「さっきの歌詞なに?」

吉岡くんは空を見上げながら聞いてきた。

「え?あぁ…今の私にピッタリな歌詞でしょ」


< 43 / 163 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop