優しい顔をした悪魔くん。


―帰り道


すでに暗くなった道を2人で歩く。



その…彼氏の吉岡くんと



なんか彼氏って響きが照れちゃう。



吉岡くんが彼氏かあ


私幸せ者ですっ


「俺さ、鈴のこと結構イジメてたじゃん?」


「…うん」


確かに…

いっつも意地悪だったよね


「最初はただからかってるだけだった」

「うん?」

「でもいつのまにかさ、からかった後に照れる鈴が可愛くみえてきた」


「…//なんか今日素直だね?」


「ハハッ…確かにそうかもな。でも今素直になんねぇといつなんの?」


ニコニコ笑ってる吉岡くん。


可愛いです…//


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