優しい顔をした悪魔くん。


「それから、いつも金曜日が楽しみだったんだよね。鈴が子供たちと元気に走り回って。」


「だって楽しいもん」

「それ顔見れんの、俺だけかな?って思ったりした」


「吉岡くんだけだよ?」

「まぁーとりあえず、彼女なってくれてありがとな。んでっこれからよろしく」

「よろしくお願いしますっ」


私はペコッと頭を下げた。


「鈴可愛い…」

そういって家の近くで抱きしめられた。




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