近くて遠い存在
「やー石森先輩カッコ良かった♡」


「よかったね^^」


「みーおちゃんっ☆」


振り返るそこには


「俺らと一緒に帰らない?」


チャラーい感じの3人がいて


「昨日のメール届いてなかった?」


「澪、さき帰るね」


「ちょっ唯!」


「待てよ」


「ちょっ、離してっ!」


あーあっ、唯行っちゃった…


そう思ったら、掴まれていた手首を離されて


「何で返信くれなかったの?」


「えっと、そのー、」


「俺らに興味なかったんじゃないかな?」


「だよねっ!俺も思った☆」


「そっか^^」


元気な奴が朝倉流星


チャラい感じの奴が野宮海斗


そして、一番真面目そうで、メールくれた人が


「西井蓮」
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