近くて遠い存在
「え……」


何か時が止まった感じ


全部がサーって流れてく感じ


「うん、そういうことだからっ」


「…それ本気?」


弁当のふたをしまおうとした唯の手が止まる


「え、澪まだ石森先輩のこと好きだった……?」


「…好きだよ」


「ッ…ごめんっ」


「なわけないじゃん」


「はっ?」


「唯!私応援するから!」


「何?どっから嘘??」


「あっ!今日架奈先輩に報告しなきゃね!」


「ちょっ、それだけはやめてー!!」


ー部活ー


ってなわけで、


「2人に頑張ってほしいです!」


「だねー^^」


「はいっ!」
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