ありがとう。大好きな君へ
やばい…ドキドキする
ドキドキはとまらなかった
ずっとずっと抱きしめられていた
はずかしくて私はとっさに
「なんかさーみんなさとみが眼鏡かけてなかったら誰かわからんとか言うんちゃあ」
と話した
『はぃ、眼鏡没収~♪』
…
『あんま変わらんやん!!
でも今はかけたらいけんけ』
とくに眼鏡が必要になることがなかった私はそのままかけなかった
その後も抱きしめられたままいろいろ話していたけど
あまりにも恥ずかしかった私は
かっしーの腕の中から脱け出し窓の外を眺めた
かっしーも立って私のもとへ来た
『さとみんこっち向いて』
そう言ってかっしーのほうを向かされた私は顔をあげることができなかった
『ほら顔あげて!!』
グイッ
顎を上にあげられた
『ぁ。さとみんっち近くから見たら意外と可愛いね!!』