短‐好きかなんてわかんない
その後
そして………あれから五年後。
私は運命の人と再会する。







「………あ!そう言えば!!」

「急に大きな声出すな。………どした?愛梨。」

大輝といつものように二人で昼ご飯を食べていて、ふと気になっていたことを思い出した。

「大輝に聞いてみたかったんだ。大輝の初恋って、いつ?どんな子だった?」

「はぁ?………いいだろ、そんなんどうでも。過去のことは。」

「えぇ?………聞きたかったのに。」

私は少しふてくされる………ふりをする。

大輝は優しいから、そうすると大抵言うことを聞いてくれるんだ(笑)



「はぁ。………わかった言うよ。………公園で拾った女の子。」
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