恋のはじめ



****



二年後



「知ってるか?ここの甘味屋にえらく別嬪さんがおるんやて!!」



言いながら数人の若者がとある甘味屋へ足を踏み込んだ。



「うちの看板娘でしょう?今配達に行ってはりますのよ」



そこの奥さんの景気のよさそうな挨拶に、一人の男が疑問を抱く。



「あれ?配達なんてしてた?」




「ふふっ会いたい方がいらっしゃるそうで」



微笑ましく遠くを見つめ、そう言った。





****






『新選組の皆さん!お団子お持ち致しました!!』










____完





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