恋のはじめ





「ふーん…じゃあ僕と一手してみる?」






「臨むところです!!」






どんどん話が進む中、土方は黙って見守っていた。






さっきまで稽古をしていた隊士たちが二人を囲む。







「新しく入隊するやつだってよ・・・」







「いきなり沖田さんと・・・」






等という周りのヒソヒソ話も、今の咲希には気にならない。







全力で沖田を睨んだ。







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