夢桜―謎の少女と暴走族―
だんだん、眠くなってきた。
そして、私は睡魔にやられて寝始めた。
「………さん……」
ん。
「お…………さん…」
誰…私を…呼んでるのは…
「お客さん!!」
私は、呼ばれて起き出した。
「やっと起きてくれた、着きましたよ」
「ん、ありがと」
私は、タクシーの人にお金を渡しドアを開けて外に出た。
大分寝たな。
―ブォンブォンッ
―ブォォン…ブォンブォンッ
―ギャハハハハ
ここか。
にしても、バイクの音が馬鹿デカイ。
うるさ過ぎる。
耳がガンガンするよ。