夢桜―謎の少女と暴走族―
さて、行きますか。
私は、レクトルの所に歩いて向かう。
近く度にバイクの音がより、大きく聞こえる。
マジで音がデカイ。
「ギャハハハハ!!お前マジかぁ?」
「ギャハハハハハハハ!!あったり前だよぉ!!」
笑い声がはっきり聞こえてきた。
完璧にコイツら薬中だ。
話がまともじゃない。
バラバラで話しているし、話が噛み合っていない。
それに、狂ったように笑っている。
………イカれた奴らだ。
「ギャハハハ…あ?誰だぁ?オメェ?」
「あ?ここは、レクトル様の縄張りだぜぇ?オメェみたいに弱っちい奴が来るとこじゃねぇよ!!ギャハハハハ!!」
「こんばんは、イカれた暴走族さん。あなた達を……」
「壊滅しに来ました」
さぁ、ショーの始まりだよ。
あなた達は、私を楽しませてくれるかな?