ワケがありまして、幕末にございます。
知
「さぁ〜て、ついでにこのお三方の紹介もしちゃいましょう」
沖田さんが戸を開くとドサッと落ちてくる人3人。
「だぁー!
なんで分かったんだよ!?」
「だから俺そう言ったじゃん!」
「ってかこの人達が気付かないワケがなくね?」
…騒がしいな。
そう思ったのは土方も一緒だったよう。
「総司、戸ぉ閉めろ」
「はぁい」
「「「いやちょっと待ってー!」」」
「チッ
っせぇな」
…舌打ち。
この人仲間に舌打ちしたよ。
いいの、ねぇいいの。
けれどここではそれは日常茶飯事なようで、皆スルーしている。
「おぅ新人!
お前強ぇのな!」
「今度俺ともしてくれな!」
「てか左之も平助もまず自己紹介からやれよ」