ガラスのカケラ
幼きココロ

オトコオンナとオンナオトコ

小さいころから背が高くて、負けず嫌い。

男子とはケンカも平気でやっていた。

「相田エリカはオトコオンナ」

小学校の6年間はそう言われ続けてきた。


言われれば言われる程、悔しくて、

どんどん逞しくなってた気がする。


そんな私にクラスの誰それがカッコイイだとか、誰々が好きとか、


そんな気持ちが芽生えるはずもなかった。
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