ガラスのカケラ

健輔の家

あの日以来、健輔とは何かと話すようになり、
健輔も私と、またクラスの皆とも話したり遊んだりするようになった。

また、健輔の母と私の母とも仲良くなり、街角で会えば長話をしたり、スーパーで一緒に買い物をするなど、ママ友になっていた。

そんなこともあってか、私は健輔の家に遊びに行くようになった。

また、彼も私を友達というより、兄弟のような感覚で迎え入れてくれた。

初めて彼の部屋に入った日、
あるものが目に飛び込んできた。
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