ガラスのカケラ
「健輔くん」


もう一度呼んでみた。



と、いうより、唱えてみたといった方が正確だっただろう。




やっぱりダメか。



諦めかけたその時だった。



「エリカちゃん!」



聞き覚えのある声が後ろから聞こえた。
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