ガラスのカケラ
その日から健輔はイジメの格好の餌食になった。

何を言われても、何をされても、ただうつむいて抵抗しない健輔。

私もはじめのうちは抵抗しない健輔が悪いと思い、特に止めるようなこともしなかった。


ただ、その日は何だかいつもとは違った。
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