いちばん。

「夢?具合悪いのか?」

私は和の言葉で我に返った。

「ううん!!何でもない。」

「そうか?ならいいけど…教室行こうか」

「うん。」

和は前を向いたままでそっと後ろに手を伸ばした。


< 6 / 35 >

この作品をシェア

pagetop