わたしとあなたのありのまま ‥2‥



 月曜日。
 本当に渋々だったけれど学校へ行った。

 だって田所が……
 私が来られないなら自分がやめる、みたいなこと言っているらしいから。
 そんなこと言われたら、行くしかないじゃない。


 それでも、
 田所は毎日学校へ行っているんだ、と感心する自分がいて。
 やっぱり田所は凄いなぁと思ったり。

 田所に思いを馳せては――
 また泣けたり。


 クラスの皆が、腫物を触るみたいに私に対して酷く慎重に接するもんだから、余計に惨めになった。
 やっぱり来なければ良かった、と何度も後悔した。


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