わたしとあなたのありのまま ‥2‥
*・*・*
「あ~あ」
溜息混じりに気の抜けた声を漏らし、悠斗はせっかく起こした上体を再びアスファルトの上に落とす。
大の字になった悠斗は、空をジッと見詰めたまま動かなくなった。
というか、動くのを止めた。
それによって俺も一気に戦意喪失。
立ち上がって、跨っていた悠斗から離れた。
傍らに立ち見下ろせば、悠斗は天から視線をこちらに移し、
「満足かよ?」
言ってニッと笑って見せる。
スッキリした爽やかな顔だ。
と言っても、腫れあがって所々血で汚れ、崩れまくった酷い面をしているけど。
「あ~あ」
溜息混じりに気の抜けた声を漏らし、悠斗はせっかく起こした上体を再びアスファルトの上に落とす。
大の字になった悠斗は、空をジッと見詰めたまま動かなくなった。
というか、動くのを止めた。
それによって俺も一気に戦意喪失。
立ち上がって、跨っていた悠斗から離れた。
傍らに立ち見下ろせば、悠斗は天から視線をこちらに移し、
「満足かよ?」
言ってニッと笑って見せる。
スッキリした爽やかな顔だ。
と言っても、腫れあがって所々血で汚れ、崩れまくった酷い面をしているけど。