わたしとあなたのありのまま ‥2‥
昨日は、帰宅するなりお風呂にも入らずに寝てしまった。
ベッドに突っ伏して泣いて。
泣き疲れてようやく眠りに落ちて。
もう、どれだけ泣いたかわからない。
身体の水分が無くなってしまうんじゃないかってほど、大量に涙を流した気がする。
目覚まし時計のアラーム音が、まるで遠くで鳴っているような、籠った音に聞こえた。
特にやかましいとは感じなかったから、しばらくの間、それを止めるという思考は私の中には浮かばなくて。
布団の中で身じろぎもせず、ジッと天井を見詰めていた。
今日は土曜日で昼間バイトが入っている。
取り敢えずシャワーだけでも浴びようと浴室へ向かった。