ひまわり・・・30年ごしの恋・・・
マサキのお気に入りの喫茶店に入る

注文はミルクティ

身体があたたまる・・・

ミサコが部活のことを聞く
マサキは熱心に答えてくれる
ミサコはニコニコしながらマサキの話を聞く

とっても幸せ・・・

何か温かいベールで包まれた感じ

喫茶店を出て河原を歩く
川のこと、石のこと、なんでも知っている
弟と昔遊んだこと
ミサコはとなりでマサキの顔を見上げ、
ニコニコしながら聞いている

マサキが笑った・・・笑顔、似合う!

もっと笑えばいいのに

ミサコの心臓に、またしても突き刺さる笑顔

いつも笑顔にさせてあげたいと思った

会話が途切れずに出てくる

マサキには弟 ミサコには妹がいる
弟と妹、どこか似ている
自分と正反対、内向的

マサキの弟は頭がよい
理系の少年
ミサコの妹は読書好きな文学少女

弟や妹の話をするのも楽しい

マサキの表情がとても柔らかい

優しい表情

時折みせる笑顔

幸せ・・・


おなかすいてない?

ううん!?

そして歩く、会話が途切れることなく・・・
けっこう歩いた

そして家の近くまで送ってくれると・・・

しかし、休みの日は父がバス停でまちぶせしている
みつかったらマサキに迷惑がかかるかも・・・

ここでいいよ

家まで送るよ

親がうるさいの

でも・・・

父がバス停で待っているかも・・・

そう? 大丈夫?

うん、ありがとう

じゃ、明日バス停で・・・

うん、バイバイ・・


マサキは私が見えなくなるまで、ずっと見届けてくれた・・・

誠実な人・・・うれしい
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